インプラント

当院では世界でもっとも信頼のあるブローネマルクインプラントシステムを採用しております。

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インプラントとは? 症例考察
インプラント治療その前に・・・ 治療前のカウンセリング
インプラントの安全性 よくあるご質問(FAQ)
インプラント治療の流れ

インプラントは、「人工歯根」とも呼ばれます

顎の骨にチタン製の人工を歯根を埋め込みその上に人工の歯を固定する治療法です。失ってしまった生来の歯と同等の機能性(咀嚼力)、審美性(見た目)を、簡単な手術(抜歯と反対の作業と考えていただくとよいでしょう)により回復することができます。

日本口腔インプラント学会

入れ歯だと違和感がある、お食事がしづらいという方に最適な治療法で、10年の生存率95%以上と高い成功率を誇っています。見た目はネジのような小さなものですが、いったん骨と融合すると逆回転させても抜けることはありません。日常の食事や噛む時、歯にはおよそ100~500gの力がかかるといわれていますが、このように頑丈な歯根があることによってはじめて上に被せる冠(歯)の力を十分に発揮できるのです。私の両親もインプラント治療を経験し、入れ歯に悩むことがなくなり食生活に制限のないことを大変喜んでいます

インプラント治療その前に・・・

あなたが歯を失ってしまった原因はなんですか

1.歯周病(歯槽膿漏)
や重度の虫歯
長い間正しい歯磨きや口腔内のケアを行っていなかった為歯・歯ぐきにプラークが多量に付着・沈着し、細菌感染の温床になっている。

implant-yajirushi細菌感染により歯を失ってしまった場合、同時に歯を支えていた骨も失っています。二度と同じ原因で歯を失うことのないように、正しいブラッシングの重要性の理解と口腔ケア方法の習得が必要です。

2.咬み合わせの不良 合わない補綴物(かぶせ物)、歯の欠損、歯ぎしりなど様々な理由で咬み合わせのバランスがずれたり、ある部分の歯牙だけに負担がかかったりしてしまっている。(ブリッジや入れ歯の支えとなっている歯も含みます。)

implant-yajirushiインプラントによる歯の回復と合わせ、お口全体の咬合(こうごう)調整が必要です。

3.事故や怪我など
外傷性の理由
事故や怪我により不本意に歯を失ってしまった。

implant-yajirushi歯を支えていた骨の状態を検査と正しい診断が必要です。治療に関わらず、将来的なお口の機能回復を踏まえできる限り早めに検査されることをお勧めします。

4.先天的な欠損 もともと先天的に特定の歯が欠損している。

implant-yajirushi珍しいことではないのでご心配いりません。しかし本来あるべき場所になければ、全体のバランスが崩れてしまいますのでそれを補ってあげることが他の歯を守るために必要です。治療と合わせ全体的な咬合(こうごう)調整)が必要です。

インプラントの安全性

前述しましたように、「失った歯を何かで代用して機能を回復させたい」、という想いは歴史を遡れば古くは古代文明の時代から人々の願い、夢でもありました。 インプラント治療の試みは、様々な素材(例えばエメラルド・サファイア・鉄・コバルト・アルミニウム・ステンレス・クロム合金等)が試され、しかしそれらは日の目を見ることなく試行錯誤の時代を経て、やがては淘汰されていきました。

どれも人体への有効性が証明されなかったのです。(驚くべきことに数千年もの間、プラークコントロールの重要性が人々に十分理解されていませんでした。)

professor-photoしかし、後の1952年、スウェーデンの学者ブローネマルク教授(インプラント治療の生みの親)が大学の研究所で臨床実験を行っていた際、偶然にチタンという金属が骨と結合(integration)することを発見したのです。その後10年以上の動物実験や臨床研究ののち、1965年、初めて人間に応用されました。

良いことに、チタンはその優れた生体親和性に着目されたのですが、人間の骨と何の拒絶反応なく癒着結合するだけでなく、軟組織(いわば歯の周りを取り囲む歯ぐきの総称-結合組織・上皮組織など)にもその有効性が認められたのです。この時の患者さんは実に90歳までそのインプラントを使用していました。

 

 

 

 

implant-body今では世界中で様々なタイプのインプラントが開発・商品化されていますので、果たしてどのようなインプラントが最も良いのか迷われることもあるかもしれません。実績が浅いメーカーの製品には将来的に予見性が疑問視されるものも中にはあるのが現状です。

しかし、ブローネマルク教授が開発したインプラントシステムは、現在医科の分野においても、チタンと人体との応用性に範囲を広げ、人工関節やペースメーカー、骨折時骨と骨とをつなぎ合わせる役割をもつチタンプレートにも幅広く利用されています。

今後もチタンはインプラント治療において進化し、改良され、主流であり続けることを示唆するものであると考えられています。

インプラント治療の流れ

従来のレントゲン(2次元)では十分に得られない顎の骨幅、高さなどの歯茎の下の情報がCT(3次元)画像では詳細に読み取ることができます。もし必要な骨量に満たない、高さが不足しているなどの場合は、足りない骨を埋める(補う)方法(骨造成・サイナスリフト)やインプラントの埋入角度を調節する術式など、現在ではインプラント治療を受けられる患者さんの適用範囲が広がってきています。

しかし、これらの術式は専門の技術トレーニングを積み、相当の知識と熟練した経験が必要になりますので、治療を受けられる前に対応可能かどうか担当の歯科医師とよくご相談されることをお勧めいたします。

従来の治療

歯が1本抜けた場合 歯が数本抜けた場合 歯が全部抜けた場合
ブリッジ

周りの健康な歯を削ってブリッジにします。

入れ歯 義歯

入れ歯を固定するための針金が、見た目にも機能的にも不快です。

入れ歯 義歯

入れ歯がズレたり、食べ物が内側に入って痛かったりします。

まずは、インプラントを植えるために必要な、顎の骨の高さ・幅・硬さや骨質が十分にあるかどうかを調べるため、CT(コンピューター断層画像)による骨質診断や3D画像シュミレーション診断(←クリック)を行います。

インプラント治療だとどうなる?

shita-yajirushi

歯が1本抜けた場合 歯が数本抜けた場合 歯が全部抜けた場合
インプラント

健康な歯をまったく削ることなく、歯のない部分にインプラントを入れます。

インプラント

針金付きの入れ歯ではなく、歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ、固定式の人工歯を取り付けます。

インプラント義歯

数本のインプラントを入れて、入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。

歯を失ってしまった場所にインプラントを植えることにより、以前のようにしっかり噛むことができます。残っている大切な歯を削ることなく(他の健康な歯に過分な負担をかけることなく)新たな歯をつくる治療法といえます。

治療時のカウンセリングがとても重要です

インプラント治療はしっかりとしたカウンセリングの上、治療以前のお口の問題点から治療後の衛生管理まで、患者さんの十分なご理解を得て綿密に練られた治療計画に基づき、患者さん・口腔外科医(インプラント外科処置を行う専門医)及び専門技工士(かぶせる歯を設計・製作するスペシャリスト)・メインテナンス管理分門の三位一体の協力体制によってはじめて成功するものです。

インプラント治療は、これらのすべてを患者さんの一生を通じて変わらず、責任を持って満たすことのできるクリニックで行われることを心からおすすめします。インプラント治療は保険外診療ですが、金額だけで決めず、インプラント治療全般の内容をトータルでよく検討することが大切です。

インプラントまずは、カウンセリングを通して、あなたの理想をお聞かせください。

・「今悩んでいること、どういった方法での治療をご希望なのか?」

・「特に気になるところ、気を付けてほしいことは何か?」

をお聞かせ下さい。
そしてインプラント治療について遠慮なく相談しましょう。

カウンセリングであなたが持っている治療の不安や悩みをお聞かせ下さい。その後、ご希望されれば模型やCTレントゲンによる診査診断を行います。

以上の診査によって得られた結果から、「あなただけの治療プラン」を提案いたします。
複数の治療方針から、あなたの望む治療方針を一緒に考えていきましょう。

失った歯の本数、残っている骨の量、ご予算などを検討し、目指す咬み合せや歯の色・かたち、治療後のメインテナンスを総合的に判断して、インプラントを埋める部位と本数、付随する手術、治療期間の計画を立て、わかりやすくご説明いたします。

インプラント治療を受けるために大切なことがご理解いただけたでしょうか?

インプラントは、決して万能ではありませんが、その弱点を補って余りあるほどこの小さなインプラント体にはしっかりと「あなたの生活を変える力」があります。

適切なメンテナンスをしっかり行うことにより、10年後でもまるで違和感なく自分の歯のように機能する「第3の歯」を体感していただけることでしょう。

メインテナンスの内容は主に、

  • インプラント周囲の歯肉炎チェックと予防
  • 咬み合わせのチェック
  • 天然歯の歯周病のチェック
  • 上部構造(人工歯)の異常の有無のチェック

などです。あわせてインプラントや周囲の歯のクリーニングを行います。普段は、他の歯と同様に、丁寧に歯ブラシをして清潔な状態に保ちましょう。

インプラントよくある質問

インプラントの寿命は何年ぐらいですか?
基本的に、インプラントは長期にわたって使うことが出来ます。10年経ってもインプラントを使っている人が95%以上の臨床実績がありますが、お口の清掃状態が悪いとインプラントも歯槽膿漏と同じような状況になってしまいます。歯科医師、歯科衛生士の指導に従って正しいブラッシングを行い、お口を清潔に保つように心がけることが重要です。
インプラントを入れると、どのくらい噛めるようになりますか?
噛む力は生来の歯と同じぐらいにまで回復します。インプラントはあごの骨に支えられていますので、入れ歯のように食べかすが入ることも、ずれることがなく快適に食事を楽しんでいただけます。
見た目は自然の歯と変わりませんか?
インプラントは、自分の歯とほとんど変わらないほどきれいに仕上がります。
金属アレルギーなのですが。
インプラントに使用される材料「チタン」は、非常に生体親和性が高い金属ですので、金属アレルギーの心配はありません。医科においては人工心臓などの人工臓器や腕や足を骨折した時に固定するプレートにも使用されています。チタンに対するアレルギーは現在報告されていません。
歯が全部ない場合もインプラントは可能ですか?
失われた歯の本数は基本的に問題ではありません。全く歯の無い方でも、部分的に歯のない方でもそれぞれに対応したインプラント治療法があります。
インプラントの手術は痛くありませんか?
手術は局所麻酔でインプラント専門の麻酔医の管理下で行われます。多少響くような感じがありますが、術中に痛みを感じることはほとんどありません。普段の生活で長くお口を開けた状態でいることはないので、むしろそちらの方が患者さんにとっては少し大変かもしれません。
健康保険はきかないのでしょうか?
日本では現在インプラント治療に関して健康保険が効きませんが、インプラント治療の費用は、税務署への簡単な確定申告でお金がもどってくる医療控除の対象になります。医療控除は医療費の負担を軽減するために設けられた制度で、場合によっては治療費の半分以上が還付されるケースもあります。所得によっても変わりますので、正確な額は税務署で計算されることになります。医療費控除について

骨の状態によっては治療に制限がある場合もありますが、ご自分が適応症例かどうかお聞きになりたい場合はご相談のみでもどうぞお気軽にお尋ね下さい。

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